キラキラ✨笑顔と学びのスクール日記 😊 vol.3 あがり症克服！優先順位第一位！

名古屋で話し方教室を運営しています！話し方教室セカンドストーリー代表の安達です！

今年も早いものでもう11月、残りあと2か月、なんと月日のたつのは早いことでしょうか。残り2か月も話し方教室でレッスンしたり、話し方セミナーしたりコラムやブログを作っているうちに過ぎてしまいそうです。

そんな中、毎日バタバタしながらも「対面での話し方」「スピーチの仕方」に、向き合いながら自分なりに楽しく過ごしていきたいと思っている今日この頃です！！

今回のブログでは私のスクールに入校して2年の女性についてお話しします！

その女性は私が講師としてまだ日が浅いころ、無料セミナーを中心に話し方講師として活動していたころからの生徒さんです。いわば話し方教室セカンドストーリー、一番最初の生徒さんです。

そんな彼女が私のスクールに入校してきた理由は「あがり症を何とかしたい」という理由からです。

彼女は子供のころからあがり症がひどくて、小学生のころは国語の本読みをするたびに手が「ブルブル」震えていたそうです。実際、彼女自身がその症状に苦しめられ始めたのは小学校5年生のころからだったそうです。

そのころから彼女は３０年以上、大人になってからもあがり症に苦しめられてきました。社会人になって時々、人前で話す機会があり、その時も手が「ブルブル」震えていたそうです。

あがり症はそう簡単に克服できるものではありません。普通、人は人前に出て話したりするときには上がってしまうものです。これは人として当たり前の生理現象でもあるのです。

実際、私も緊張して「あがっているな」と感じるときはあります。

ただその症状の程度は人それぞれ違います。あまりひどくない人もいれば極端にひどい人もいます。これは人それぞれ性格が違ったり考え方が違ったりするのが原因ではないかと私は考えています。

では、なぜあがってしまうのでしょうか？

その原因をひと言でいうと「人には後ろ向きな心あるからです。」

人には前向きな心と後ろ向きな心があります。普通の人は後ろ向きな心と前向きな心の割合が5：5または６：４か４：６の割合です。

前向きな心は物事をプラスの方向に考えたり、やる気を起こさせたりする心です。人は前向きな心があるから頑張れるのです！

生きていくうえでとても大事な心といえます。

そして後ろ向きな心です。
この心は物事をマイナスに考えてしまう心です。「失敗してしまうのではないか」又は「恥ずかしい思いをしてしまうのではないか」など、ついつい良くない方向に考えてしまう心です。ある意味、自己肯定感や承認欲求を下げてしまう心でもあります。

この心があるから人は緊張して上がってしまうのです。

その結果「みんなの前で上手く話せなくて恥をかいてしまったらどうしよう」

このように考えてしまうのです。そして「ブルブル震ってしまったり」「頭が真っ白になってしまったりするのです。」

ですが「後ろ向きな心は人してとても大事な心」でもあります。というのも裏返せば、やさしい心でもあるからです。

例えば、地方から東京の大学に行かせている、お母さんは「きちんと食事しているだろうか」「時間にルーズな生活はしていないだろうか」など心配したりします。これは後ろ向きな心がそう思わせているのです。

後ろ向きな心があるから人は人にやさしくできるのです！
後ろ向きな心も大事な心です！

私はあがり症な人ほど優しい心を持っている人が多いように感じています。

よって人は前向きな心と後ろ向きな心の両方があって初めて健全な精神が保たれて
いるのです。

「あがり症は立ち向かっていって克服していくしかありません。」

彼女がスクールに入ってきたころは全く話せない状態でした。スピーチの時間になると下を向きながら手を震わせて話している、そんな感じでした。それでも彼女は「あがり症を必ず克服するんだ！」そんな強い意志を持ってスクールに通ってくれました。

そんな彼女は入校してから一度も休むことなく遅刻もなく通い続けてくれました。そして一生懸命にスピーチの勉強をしました。これは彼女のなかで「あがり症克服！優先順位第一位の決意表明！」だと感じていました。

「自分の弱さに立ち向かっていく姿」私は素晴らしいことだと思いました。

そんな彼女ですが一時、一緒に入った生徒さん達は確実に上手く話せるようになっているのに自分だけはいつまでも手は震えたままでちっとも変われない。あがり症克服なんて「夢の夢のまたその先の夢のような状態です。」と言ってスクールを辞めたいですと話したことがありました。

僕はその時、彼女に「少しずつですが確実に上手く話せるようになってきていますよ。慌てなくていいです、それよりも今の状態を楽しんでしまいましょう。」
「つまり開き直ってダメ元くらいの気持ちで楽しく、あがり症と向き合っていきましょう。」
「その為に僕はできるすべての力を貸します！」そう言って彼女を励ましました！

それからです。彼女の変化が手に取るように感じられたのが、彼女は毎月レッスンをするたびに変化していきました。
そしてそれから半年くらいたったころには今まであんなに震えながら話していた手が全く震わなくなりました。

その後、開催したスクールの発表会では努力賞を獲得することができました。そしてそこから彼女の快進撃が始まりました。それから開催されたスピーチコンテストでは毎回、上位入賞しています。

最近では「まだ優勝したことがないので今度こそ優勝したいです！」とあんなにあがり症で苦しんでいたのが噓のように人前で話すことを楽しんでいます！

つい最近では「一人で焼肉屋さんにランチ行ってきました！」と普通に話していました。僕はそれを聞いて思わず「一人焼肉行ってきたの」と驚きました！以前の彼女では考えられない行動です。

僕はそんな彼女を見ていて人はたいていのことは努力次第で乗り越えられる変われるんだ！
そしてまだ見えていない新しい世界を見ることができるんだと思いました！

人前で楽しみながら自然な自分を出して話せるようになることは「もの凄い自信になります！！」

これからも楽しく話し方の勉強！やっていきましょう！

僕はこれからも話し方教室で「話す、コミュニケーションする」ということに向き合いながらたくさんの人と触れ合っていきたいと思っております。

そして時に励ましながら導き、また時に生徒さんから学ばせて頂く、そんな話し方教室発展のために全力でぶつかっていきます！

Let’s Speech！！　話し方教室セカンドストーリー代表　安達武史

HP URL  https://second-story2023.com/