キラキラ✨笑顔と学びのスクール日記😄 vol.4 スクールは楽しい！

名古屋で話し方教室を運営しております。話し方教室セカンドストーリーです！

今回のブログではスクールに入校されて1年５か月になる女性についてお話します。その方はいつも明るくてとってもオシャレな女性です！そしていつも楽しそうにレッスンを受講なさっていただいております。

そんな彼女との出会いはあるイベントに私が知り合いに誘われて行ったときのことです。たまたま僕が座った席の後ろに座っておられて僕の知り合いと顔なじみだったようで気さくにお話されていました。

そして僕が軽く挨拶をしましたら「何か雰囲気がありますね。」と言われましたので、僕は「話し方教室をしています。」と答えました。彼女は「その教室興味あります。」と答えられ、それがきっかけで教室に入校していただきました。

早いものであれからもう１年半くらいたってしまいました。
改めて時の経つのは本当に早いものだと感じています。

そんな彼女ですが入ったころはいつも楽しそうに勉強し話していました。「慣れません」と話しながらも笑顔で勉強していました。

ボイストレーニングにも積極的に取り組んでいました。ボイストレーニングでは変な顔をしたりします。恥ずかしがってなかな上手く取り組めない生徒さんもいる中、真面目に取り組んでいたのが印象的でした。

それ以外にも話し方の強弱をつける緩急、体を使って気持ちを表現するボディーランゲージにも積極的に取り組んでいました。

この緩急とボディランゲージも最初、恥ずかしさから、なかなかできない生徒さんがいるなか、彼女はその恥ずかしいのすら楽しんでしまう感じでした。話し方教室そのものを楽しんでいるようにみえました。

そしてスクールに入って9か月くらい過ぎたころ春のスピーチコンテストに参加することになり、彼女も参加するために題材も決めて内容作りもそこそこできたころのことです。

彼女のご家庭でご不幸がありました。それは最愛のご主人とのお別れです。彼女はスクールでも「ご主人と結婚することができて本当に良かったです」と私によく話してくれていました。そのご主人とのお別れです。私にもそのお気持ちは痛いほど感じました。

その後、彼女は「しばらく気持ちの整理がつくまでスクールはお休みさせてください」と連絡がありスピーチコンテストも参加することはありませんでした。私はこのまま話し方教室をやめてしまうかもしれないと感じてしまいました。

３か月ほどしてから一度連絡をとってみましたが「まだまだ気持ちの整理がついていませんのでもうしばらくお休みさせてください」とのことでした。

私は本当にこのまま話し方教室をやめてしまうのではないかという気持ちになりました。せっかくここまで勉強してきて発表会にも参加できるレベルまできたのにもったいないと思いました。

あとで聞いた話ではその間、彼女は「話し方教室かぁ、、、やめようかな」と思い悩んでいたそうです。

ですが休校してから５か月ほど過ぎたときに「また話し方教室で勉強したいです！」と連絡がはいりました。

私は「また頑張ろう！」という気持ちになれたんですねと思い、とてもうれしい気持ちになったのを覚えています。

その後、再開したレッスンのときには「いつまでも沈んでいてもダメだと思い、思い切って勉強再開しようと決めました！」とまだまだ本調子ではないように感じでしたが明るく話してくれました。

改めてレッスンを再開してみると彼女は前にも増して楽しそうに話していました。そして3か月後には秋のスピーチコンテストです。「今度は参加します」とおっしゃってくださいまして春とは違う題材で参加することになりました！

秋のスピーチコンテストでは「大好きだったご主人との思い出」を題材に話されました。

ご主人のご商売が上手くいかなくて苦労した話し、家族を支えるために二足のわらじで頑張ったパート時代のお話しなどしていました。
私はその話しの中でも「どんなに仕事が大変でもいつも楽しいと思って仕事していました。」というお話がとても印象的でした。きっと彼女は働くことが好きでそして私が家族を支えているんだという充実感があったのではないでしょうか。そんな想いが伝わってくるスピーチでした。

私はご主人のことを思い出し、途中で泣き出してしまうのではないかと心配しながらスピーチを聞いていましたが最後までしっかりと頑張って話されました。私は「よく頑張ったね！」という気持で一杯になりました。

スピーチコンテスト後、最初のレッスンでは反省会をしました。彼女は「皆さん、お上手にスピーチされるので感心しました」とスピーチコンテストの感想を述べていました。そして次回は「もっと上手に話せるようになりたいです」ともおっしゃていました。

そんな彼女ですがレッスン最後にいつも行っている「本日の話し方レッスン感想」のスピーチではこんなことをおっしゃっておりました。

「正直、夫とお別れてからもう会えないんだと思ったら何もする気にはなれませんでした。話し方教室もその中の一つでした。ですがもう一度、頑張って生きていこうと決めて再開した話し方教室です。」

「その話し方教室、今では私にとって月に一度の楽しみになりました。話し方教室にまた通うことにして本当に良かったです！」とコメントをいただきました。私は「話し方教室！やってて良かった！」と心底感じました！

これぞまさに講師の醍醐味！！自分で事業している醍醐味です！！

これからも気楽！喜楽！楽しく話し方の勉強やっていきましょう！！